リモージュの北に位置するサン・セバスチャンがスタートゴール地点。プロツアーのセバスチャンとはえらい違いで片田舎。
第一村人を探すのも苦労する場所。今日もフランスは夏日で27度と暑い。コースは115kmの大周回+ゴールの街で15kmの周回を走る130km。参加人数は100人ほど。この地域は山が無いが平坦も無く丘が続き道が悪い。このあたりのレースはきついと選手皆認識している。レースは若い選手も多くスタートからほんとに激しく大人数の逃げが出来ては吸収されるのを繰り返し、20kmほどで一度、大集団に戻る。丘で田代を含む4人の逃げが出来、しばらく走り後ろから何人かが追いついてくる状況が続くがそれも振り出しに戻る。農道のような所の激下りは車一台かろうじて通れる。三瀧が下りでアタックを決めて先頭グループは5人で形成されて一段落が着いた。追撃グループも何度か出来て普久原が入り決まるかと思ったがそれは潰された。後半60km過ぎてから山岳ポイントが続くきついコース。1分の差で順調に三瀧が逃げる。前半から動いた僕は脚が相当来ているが、後半登り区間で三瀧と合流しようと試みて4人で何とか抜け出す事が出来た。気温が暑すぎる。補給も道が狭くもらうのが困難な状況。
無線で三瀧も水を欲しがっているようだがチームカーが集団を抜かせないほどの道の狭さ。
チームカーが先頭グループに辿り着け、補給しているところでアクシデント。三瀧がチームカーと接触して落車。身体中、血だらけになるが大事には至らず、しかしそのままリタイヤした。
田代が先頭グループに追いつき7人ほど。2人含むチームが2チーム。何とか交わしながらアタック合戦をこなすが結局2人に行かれてしまい残り20km。3人で先頭交代しながらゴールまで行き7位でゴールした。
優勝したのが元プロ。2位の選手はプロツアーチームのフランセーデジュに決まっている。このカテゴリーで勝つもの大変だ。
2007年04月22日